2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

待つ男

ここ数日、午前0時前後に入眠して6時間程度の中途覚醒なし睡眠が取れている。夜に炭水化物を多少入れることにしたのが効いているはず。 今朝は何かの控え室的なところで何かを待っている場面の夢を見た。何を待っているのかはわからなかった。 起きてすぐ、…

あなたに似た人

もうあのひとといっしょに過ごす未来は手に入らないのだから、ひとりで生きていくのか、だれかと生きていくのかを考えなければならないし、だれかと生きていくのなら、自分と生きてくれるだれかと出会うべく行動しなければならない。でもおれは抽象的に考え…

いつものように朝が

『ザ・ファブル』を読んでて、おれはまだあのひとが望んだ「ふつう」という言葉から逃れられてないんだなと思う。40年以上かけて、結局自分は「ふつう」になりたかっただけなのか。そしてなれなかったのか。虚しくないと言ったらすこし嘘になる。

外道の歌

昨日は昼寝から起きたあと漫画喫茶へ行ってだらだらした。『善悪の屑』『外道の歌』を主に読んでいたのだが、『外道の歌』に出てくる、人間はほんとうに絶望したとき呼吸ができなくなる、というカモの述懐を読んだとき、ああ、このひとは知っているひとなの…

百色の歌

SINGER SONGER「初花凛々」を歌う。「だけど知らない ステップも何も/ 明日の あなたの行方も/ さよなら いくつ集めて/ 遠い でも きらり 会いたいなぁ」。おれはあのひとに「さよなら」は言いたくないから言わなかった。ならばどうして、あのひとに、会いた…

してほしかったこと

あのひとが一度だけ「したい」と言ってくれたあることを、なぜしてもらわなかったのか、と、三日に一度くらい思い出しては後悔してる。何かが違ったかもしれないし、何も違わなかったとしても、おれにとって大事な記憶になったはずだ。そのときは、チャンス…

妙な時間に目が覚めてしまった。二度寝できなくてあのひとのことを考えてしまうこの時間がいちばん苦しい。いっしょに寝ていたとき、おれが先に起きてあのひとの寝顔を見るのも、先に起きていたあのひとに眠い目を擦りながら「おはよう」というのも幸せだっ…

どこへもいけない気持ち

先週の土曜、持ち込み可の店に日本酒を持ち込んで飲んだ。2020年の年明け、あのひとのご両親に会いに行くときに手土産にしようと思って、帰省のときに買ったものだ。もう持っている意味もないものだから、あけた。 あのひとのおとうさんは、おれと事情は違う…

あきらめているのに

おれはなぜ毎日あのひとのことを考えているのだろうか。おれでないだれかをすでに選んだあのひとが、考え直しておれを選ぶ、という事態は、まあ起こらない。あきらめるしかない状態だし、言うなれば会わなくなり、連絡しなくなった段階であきらめたのと同じ…

だれかのなかに

おれが『っポイ!』の小島のエピソード「神様ヘルプ!」にこだわるのは、自分自身が、両親の離婚に伴う引っ越しで小一のとき転校を経験してるっていうことがでかいんだと今更気がついた。もう会わない(としかその時点では思えない)誰かに、それでも自分を…

ひとつだけ

酒が抜けなくてびっくりするほどなにもできなかった土日、どこかのタイミングでテレビをつけたとき、たぶんこれが『ダイの大冒険』だろうな、と思われるアニメが放送されていた。あのひととは音楽や映画についてよく話したけど、漫画はそんなに話題にあがる…

なぜ痩せようとするのか

昨夜は何年ぶりかで神楽坂「トキオカ」の宴会コースを何年ぶりかのメンバーで堪能。食事がうますぎて酒も飲みすぎた。 訊かれたわけじゃないがおれがなぜ痩せようとしているのか、をずっと考えていて、あのひとのことを考えないようにするためなのだと思った…

中国

昨夜はひさびさのメンツで中国料理を食いながら飲む。10年以上前から3人で集まっているが、おれ以外の2人は子をもうけた。おれも、あのひとといっしょに過ごす人生を実現できていたら……と思うが、それはそれとして、2人に子が生まれたことは素直に祝えるな、…

スイートポテト

昨日はある物産展が開催されているのを偶然見かけて、あのひとが焼きいもを好きだったことを思い出し、連想であのひとがあのひとの姪(一歳ちょい)の動画を見せてくれたことを思い出した。姪が焼きいもを喜んで食べている動画を見ながら「かわいい」と目を…

僕が生まれた日の賛歌(reprise )

おれはなぜ自分の子孫を残したいと考えなかったのだろうか。いつからか、現在の日本で子どもを産み育てることについては相当な覚悟がいるよな、とは思っていたけれど、それはどこか他人事の話であり、自分の希望として子どもがほしいとかほしくないというこ…

ジュビリー

今朝は起きる直前、夢のなかであのひとの笑顔を見た。おれがまたひとつ歳を取る日に、あのひとがプレゼントしてくれたみたいな気がした。 あのひとと別れたこと、人生をともにすることができないことは、おれのなかでおそらくいちばんつらいできごとだが、逆…

夏の終わり

自分は人生における恋愛という要素をこれまで軽視しすぎてたのかもな、と思う一方、あのひととの関係を「恋愛」という枠で考えていたことがそもそも間違っているのかもしれないとも思う。あのひとの求めるものとおれの心のありかたはどこでずれてしまったの…

ぼくは電話をかけている

電話だとレイモンド・カーヴァーで、電話でなく手紙だと奥田民生になる言葉。昨夜実家の母親と電話してひとしきり話したあと、電話を切ったとき、唐突にあのひとの電話の切り方を思い出した。おれはあのひとの声がとても好きだったからよく電話をしたが、あ…

夏の前

土日のどちらかに予定を入れると、もう一方は完全な休みにしないとしんどくて動けない、みたいな状態になってしばらく経つ。年齢の問題が大きいのだろうと思うけど、あのひとといっしょに過ごしていたときは土日をフルに楽しもうとしていたよな、とも思う。…

「自己肯定感」という幻想

おれは基本的に自分で自分のことをおもしろいと思っていたし、自分以外のだれかになりたいなんて思ったことはなかった。でも自分以外のだれかがあのひとといっしょにいると思うと、そのだれかになれるものならなりたいと思う。以前ならばきっと、たとえ愛す…

わからないこと

きょうも朝起きてまず考えるのはあのひとのことで、あのひとにとっておれはなんだったのかということだ。望んだような相手じゃないと思ってからもしばらくのあいだいっしょにいてくれたのはなぜだったんだろう。なにかあのひとの気持ちを変える方法はないか…

欠けたもの

あのひとと出会い、すこしのあいだ交際し、別れた。客観的には、あのひとと出会うまえのおれに戻っただけだ。それなのに、なにもかもが違ってしまっている。誰にでもあるようなできごとで、自分がこんなにダメージを受けるとは思っていなかった。 また夏が来…

存在しない記憶

今朝は京都旅行のことを考えていた。あのひとと一度は計画したけど行かなかった京都旅行だ。散歩が好きなあのひとと京都の町を歩けたらきっと楽しかっただろう。その実現しなかったことの夢を見たのか、ただ思い出したのか、それすら、もうはっきりしない。 …

100 回泣くこと

おれはこどもだったとき、ほかのこどもが親に何かを買ってもらえずに泣くのを見て、くそださいな、あんな姿を他人に見られるなんて恥ずかしすぎるだろ、と思っていた。でも、もう手に入らないもの(という表現が適切かはわからないが)を思って自分の無力さに…

体操

ここ数日、寝る前にYouTubeの健康体操みたいなものを取り入れてみたら、かなり熟睡できて夢も見なかった。夢の内容があのひとのことを思い出させる、という事態にはならなかったが、起きたときシンプルに、あのひとといっしょに迎えた朝といまを比較すること…

おなじ話

ハンバート・ハンバートのライブに、あのひとといっしょに行きたかった。夫婦で楽しそうにしてるライブ、それを幸せな気持ちで見たいと思ったからだ。このことは、あまりちゃんと考えるとどうにもしんどくなるから、きょうはこのくらいにしておこうかな。ま…

ミュージック・ブレス・ユー!

中高生時代、あのひとが洋楽のあるユニットにハマっていたという話を聞いて、津村記久子の『ミュージック・ブレス・ユー!』を読んでほしいと思った。おれの好きな作家の、洋楽にハマってるヒロインの話だからだ。シンプルにそんな理由だったのだけど、あの…

弱さから目をそらして

あのひとと別れてからの自分が弱くて狡くてつまらない人間で好きになれない。もう別に死んでもいいかなという気分になったら怖いものなんてなくなってなんでもできるようになるのかな、と思っていたが、むしろどうでもよくてなにもしたくなくなった。若いと…

いつかのルームシェア

夜炭水化物ほぼ抜き縛りを緩和してからストレスでなんか食っちゃうことが多いのだが、すると変な夢をよく見るようになった。内蔵が活動するから眠りが浅くなるのかもしれない。 昨夜から今朝にかけての夢はなぜか白亜メンバーでルームシェアを再開する内容だ…

行きたいところ

ひさびさに友人数名での宴会をセッティングすることになりそうで店を探している。新型コロナウイルス禍本格化直前まであのひととつきあっていたから、ふたりで行きたい店を考えた楽しい時間を思い出してしまって、もうだめだ。シンプルに会いたい、という気…