2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
友人たちとの会食に向けて店を探している。こういうことを考えるのはひさしぶりで、どうしてもあのひとのことを思い出してしまう。あのひととデートするときは、なにをするか、なにを食べるか話しているだけで楽しかった。あんな時間を、べつのだれかと、ま…
夏が終わりそうで気分が落ち込んでいる。あのひとに会えなくなってから季節が変わるのがこわい。時間が過ぎていっていることを実感してしまうからだと思う。
あのひとについて考えることに意味がないわけではないと思うのだけれど、意味があるように考えることができていないから、ただ苦しいだけなのだ。意味がないのなら考えることをやめたいけれど、それもできないのだ。
思い出すことが苦しくて忘れようとしといるのに、実際に記憶が薄れていくのがわかったときの絶望といったらない。あのひとのにおいはもう思い出せないかもしれない。
昨夜はK部氏に取ってもらったチケットで進行方向別通行区分のライブ。ライブはすごくていろんな感情を刺激された。 あのひとに会わなくなってから、自分がだれかをなにかに誘っていっしょに時間を過ごす、ということがなかなかできないでいるなか、忙しいの…
あのひとといっしょにいたときのおれは浮かれていて、仲のよい友人の何人かには自分がかつてないほど幸せな気持ちで過ごしていることを話していた。あのひとと会えなくなってからは、そのことをどんなふうに話せばいいのかわからなくて、ちゃんと話せていな…
あのひとと伊豆に行った日のことをいったい何度思い出してきただろう。ほんの二泊三日のことだったけど、人生で最高じゃないかと感じた瞬間が何度かあった。苦しい。
なんてね。伊豆、忘れられない冬があった。ふたりで。祝日なので会社は休み。平日ははじまったら家を出る「ラヴィット!」を引き続き見ていたら、野爆川島の伊豆ロケ企画が流れはじめたのであわててテレビを消す。あのひとと過ごした時間のなかでも濃密な記…
ありえたかもしれないもうひとつの人生といまを比較する時間をできるだけ減らさないときつい。でもなにをしていてもふとあのひとのことやあのひとといたときの自分のことを思い出してしまうことから逃げられない。あのひとのことを思い出さない日がいつかく…
自分を自分として支えてくれていたもの、「自信」とか「自己肯定感」といった言葉で表現されるなにか、を自分はかなり強く持っていたのだと、いまならわかる。あのひとと出会って離れる経験をするまではほとんど揺らぎさえしなかったほどに。だからいま、そ…
台風がなかなか通りすぎていかなかったようで、はっきりしない天気が続いた連休だった。ここ数年、気圧というものが人間にかなり大きく影響することを自分の実感をともなって理解できるようになった気がする。あのひととのことや、年齢による体力の衰えなど…
台風が列島を縦断するといわれた連休だが、進度がだいぶ遅くて九州のあたりからなかなか動かなかった印象。鹿児島のようすが気になって落ち着かない。あのひとといっしょに行きたかった場所。
自分は実際は恋愛依存傾向のある人間だったのかもしれないな。だからこそできるだけ近づかないようにしていた、ということかのかといまは思う。もうたぶん会うことはないあのひとのことを考えるだけで、ほんとうになにも手につかないまま、もう二年半経つ。…
自炊で献立を構成する能力が向上しているが、ひとりで食うのはむなしい。コロナ禍のはじまりのころ、あのひとと電話で自炊の話をしてて、料理できそうだよねと言われたことがあった。そこから強引にメシをつくりにいったりすればよかったのかな。すべてはい…
おれは何がどうなることを期待して日々をボーっと生きているのだろうか。あのひとといっしょにいるときは、運命というのはこういう感じか、と思う瞬間がいくつもあって、そのよろこびを基準としてあらゆることがよろこびに満ちていたのだけれど、そんな日が…
あのひとの名前が変わっているのを見て絶望してからもうすぐ一年が経とうとしているのだが、そんなに時間が流れたとは実感できない。摩耗してる。
昨日の昼は諸事情あってルーティーンと違う店に入ってみたらすごくよかった。だれかに知らせたいとか、だれかといっしょに来たい、と思うとき、まず浮かぶのはあのひとのことだった。いつかともだちとしてあのひとと会うことがあったら、行きたい、と書いて…
新型コロナウイルスのパンデミックで一変した生活のなかで、人生でほとんどはじめて孤独の苦しさを知ったと思う。そのときおれはようやくひとの気持ちがわかるようになったはずだ。それなのに、あのひとがどんな気持ちでひとりでいるのかを考えて寄り添うこ…
昨夜は二日連続のフェス参加の疲れで爆速就寝して、起きたらよだれが垂れてた。かなり疲れたんだと思う。 パンと音楽とアンティーク二日目は、教えてくれたイシ八シさんとともに今回の最注目だったnagakumoのライブをまあまあ前のほうで見ることができた。ネ…
パンと音楽とアンティーク二日目。眠かったけど楽しかった。あのひとに会えなくて寂しかった。
きょうはイシ八シ氏に教えてもらって「パンと音楽とアンティーク」に参加。あのひとはパンが好きだから、もしかしたら会場であのひとに会うのではないかという気もしていて、それを期待してるのか怖いと思ってるのかよくわからなかった。でもきょうの段階で…
最近は朝なかなか起きられない日が続いていて朝メシをわりと抜いてしまっていたのだが、きょうはひさびさに(ほぼ前日の残り物だけど)ちゃんと朝メシを食った。 あのひとの家で朝を迎える平日、あのひとはおれにも朝メシを食うかいつも訊いてくれたけれど、い…
あのひとと3回目か4回目に会ったとき、お互いに好きな音楽を持ち寄って貸し借りするみたいな感じになって、おれは異常な量のCDを渡した。自分の好きなものを知ってほしいと思ったし、もしあのひとが気に入るものがあったらいっしょにライブに行くなどしたら…
あのひとがおれの人生からいなくなって三度目の夏も終わるというのに、おれはなにもできてない。そんなに時間が経ってしまったなんて信じられないくらい、まだあのひとといっしょに過ごした記憶は生々しくて、痛みは鋭い。ほんとにどうしたらいいんだろうな。
昨夜は初めて味噌汁にトマトを入れたが、甘めの味噌のほうが合うのかなと思って西京味噌の味噌汁にした。これはなんにしても味付けは甘めが好きなあのひとの影響だと思う。自分のなかにあのひとがどうしようもなく残っているように、あのひとのなかに自分も…
アイドルオタク時代の友人に連れられて行った貸切サウナの旅は楽しかった。サウナ後に水風呂がわりに飛び込んだ川で仰向けになって見上げた空が美しかった。なにかよいものを体験すると、あのひととも共有したいとか、あのひとといっしょならもっと、などと…
この土日は友人の誘いに乗ってキャンプ+サウナの回。サウナはそこまで好きじゃないがひまなので参加。集合場所まで行く途中新宿で乗り換えるとき、あのひとと新宿でよく待ち合わせたことを思い出してどうしようもなくなる。でも貸し切りサウナのあと水風呂…
あのひとに言われた「……わたしには希望はないの?」という台詞はめちゃくちゃキツかった。めちゃくちゃキツかったな。
昨夜は黒田硫黄『大日本天狗党絵詞』のことを考えていた。第一話で、なんでも遣るからほしいものを言えと言われたシノブがいらない、ないものだから、と答える場面はおれが忘れられないもののひとつだ。おそらくはこの「忘れられない」という機能が問題で、…
あのひとと過ごした時間のことは自分にとってほかのなににも代えがたいものでありつづけるが、あのひとにとってはいまや取るに足りないものだったり、あるいは積極的に忘れたいものだったりするとすれば、その時間のことを覚えている世界の一部として存在し…