2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ワクチン

寂しい。

ともによろこび

あのひとのことを考えながら取り組んでいた仕事の成果が思わぬところに届くといううれしいことがあった。こういうよろこびを、あのひとといっしょによろこびたかった。そんなふうに考えてしまうから、うれしいことが悲しい。どうすればいいんだ。

指環

あのひとが誰かと結婚したのであろうことを知ってから、男女問わず同年代くらいの人がいたら指環の有無を確認するようになってしまった。あのひとが指環をしているのを見たらと思うと平静ではいられない。この感情はなんなんだろう。キツい。

もう戦争(気分とかじゃなく)

2022年2月24日、プーチン政権下のロシアによるウクライナへの軍事侵攻がはじまる。こわい。 こんなときなのに、あのひとといっしょに生きるパラレルワールドに精神の大部分をもっていかれていて、現実感がない。愛するひととともに生きることのできない世界…

祝日

きのうは祝日で会社は休み。ポジティブなことをなにも思いつかないのでやる気の出ない休日が続く。歩いていて若い夫婦が子どもを連れているのを見ると、それだけで憂鬱になる。他人の幸せを喜べない卑屈な人間になってしまった気がしてつらい。

君のいちばんに…。

LINDBERG「君のいちばんに…」は、2番サビで語り手の気持ちが後退するところがリアルだと思う。前に進まなければいけない、進もう、と思うけど、まだしばらく動けない、いや、動きたくない。

すこしちいさな

あのひとの夢を見る。寝ているとき、すこしだけちいさなパジャマから出ている、あのひとのおなかに手をまわしてみるのが好きだった。つめたい、といやがられることもあったけれど、おれとしては寒そうなすきまを覆っているつもりだった。守ってあげたい、な…

いつもの朝

起きてあのひとのことを思い出すいつもの朝。離れてからの時間はあのひとにとってもしかしたらおれ以上につらく苦しいものだったかもしれない。そのときそばにいようとしなかったことを後悔している。何もできないから何もしなくていいなんてことはなかった…

届かぬ思いの美しさ

ずっとあのひとのことを考えながら取り組んでた仕事のいい成果が出そうで、彼女といっしょに喜びたかったなあと思う。そうできる世界線はあったのだろうか。

サラリーマン讃歌

あのひとといっしょに過ごしているあいだにしておきたかったことはいくつもあるけど、そのひとつはカラオケに行くことだった気がする。おれは会社では「カラオケのときいちばんおもしろいやつ」みたいに思われてた時期があって、それもどうなんだよという感…

空の青と本当の気持ち

夜、浴槽に浸かっているとき、ある程度歌詞も覚えているポップミュージックを歌うことが最近増えた。あのひとのことやあのひとといっしょにいたときのことを、どこか思い出させるような歌詞が多いことに、「恋愛」という物語の強靭さをあらためて感じる。

意味のない無意味

今週はわりとだめだめな日々が続いている。コロナ禍の約2年間、毎日あのひとのことを想っていたのになぜ伝えなかったのだろう? 意味なんてなかったとしても、嫌われたとしても、少しでも自分の気持ちを伝えていれば、何も伝えないよりはずっと後悔しないで…

今週はいまのところ生産性が無に近い。日曜の夜のzoom飲みで友人に話せて気が楽になった部分と、いろいろと思い出してしまった部分がある。あのひとがすてきな女性だったこと、おれがあのひとを苦しめていたこと、それを伝えるのはいつも難しく、一人称の語…

なにがハッピーセットだよ

日曜に夜更かししたから月曜はずっと眠くてダメだった。あのひとはもしかしたらこんなことをしてたのかな、とか思いながら「彼氏 片親 結婚」みたいなキーワードで検索して、そんなことをする自分に吐きそうになったりしてた。めちゃくちゃ腹が減ってるとい…

呪いの言葉

昨日は夕方にI澤からオンライン飲みの提案があり21時30分頃から実施。K部氏も23時前に合流。やくたいもない話をしていたが、ある流れのなかで、おれがあのひとからもらったいくつかの言葉について話していたところ、K部氏が「それは呪いだよ」と言った。たし…

らぐなろっく

3月に地方転勤が決まったKと引っ越し前にメシを食っておこうという話になって、いわゆる「まん防」期間中ということもあり大勢で集まるわけにもいかないからラーメンを黙食しよう、の流れで昨日は西日暮里の「えどもんど」へ。開店時刻を目掛けて行っておそ…

人間は変わるのか

あのひとは、おれが「ふつう」であることがいい、と言ってくれた。それは完全にポジティブな意味であった。そしてあのひとは、おれが「ふつうじゃない」ことこそがリスクだと言った。激太りしているのもアイドルにハマっていたことも、なにかふつうじゃない…

反魂の術

熊倉献「ブランクスペース」を2巻まで読む。西行法師みたいな話だと思ったら2巻の作中作で反魂の術に言及してた。海外文学への造詣も深そうなイメージで、もしかしたら#1で「ショートカッツ!」と言ってるのはレイモンド・カーヴァー意識かも。これは続きが…

もうひとつの世界

いましろたかし『未来人サイジョー』を読む。マンガを選ぶ際、年に一回参考に買っている「フリースタイル」50号(特集:THE BEST MANGA2022)に載ってて気になったのが理由。過去読んだいましろたかし作品にはあまりいい印象はないが、漫画家のアシスタントが…

青すぎる空

ほかになんのやる気も出ないので新年の目標を減量にしていて、1月中に80kgを切るつもりだったのだが間に合わず、今朝ようやく79.5kgという数字を見た。たぶん80kgを切るのは5年ぶりくらいで、感慨深い。 でも、2年くらいまえ、あのひとの部屋で体重計に乗り…

比較

もうあのひとといっしょに生きる未来はないのだから、また愛するひとに出会えるように動くほか選択肢がないことはわかっているし、誰かを紹介しようかというありがたい話もあったけど、あのひととの日々があまりにも幸せだったから、比べてしまいそうで踏み…

絶望の深さはどのくらい

あのひとといっしょにいられる未来がもうない、ということが頭から離れることがないのだけれど、頭のなかにそれしかないくらい膨らんでいるときと、ある程度のサイズにおさまっているときがあって、前者のときのほうが瞬間的には苦しいのだけれど、後者のと…

誰が為

なぜこんなに毎日しんどいのか、と考えていて、あのひとがおれを選ばなかったことより、おれでない誰かを選んだことがつらいのではないか、という仮説が生まれたが、そのふたつは何が違うのか、ということを考えたい。と書いたけど、考えたいわけではないこ…

おいしいと言うこと

食レポとかでなにも工夫のないタレントが、口に食べ物を入れたまま「んー、ほぃひいー」みたいなリアクションをするのを醒めた眼で見ている。あのひとはちゃんと食べて「おいしい」と明確に発声するひとだった。そこもすごく好きだった。そのことを本人に言…

やさしくしてやさしくされたい

あのひとと別れてからしばらくのあいだ、朝目が覚めると頭のなかで真心ブラザーズの「愛」が鳴る日が続いた。YO-KINGの声で勝手にポジティブな歌と思ってたけど、失恋してるシチュエーションにもハマらないことはないなと感じたことを覚えている。失恋、だっ…

感情の時間差攻撃

今朝もあのひとのことを思い出してしまった。今回は小田急電鉄という文字列をテレビで見たのがきっかけだ。いっしょにいた時間は長くなかったかもしれないけど、濃密な時間を過ごした気がしているから、いろいろなものがあのひとに結びついていく。 あのひと…

イズム

何に価値があるか、ということを、無意識のうちに社会の要請を内面化して組み上げてきたとして、そのことは責められるべきなのか? という問いは一般論としてありうるかもしれないが、個別の問題としては責められない。そのことがつらかったけど、あのひとも…

青い眼がほしい

よきもの、よきこと、とされるものの像を目にすることが苦しくて、テレビを見るのがキツくなっている。トニ・モリスン『青い眼がほしい』のブリードラヴ一家が自分たちを「醜い」と思わされる仕組みを実感する。 もちろん、テレビ番組やCMの提示する、おそら…