あのひとのすがたかたちの印象をいろいろなところで見つけようとしてしまうことがしんどいのでやめたい。誰に頼まれたわけでもないからすぐやめればいいのだけど。
うまく眠れない日々が続く。なんとかして寝ようとするとき頭に浮かぶのはいつもあのひとのことで、後悔がずっと消えなくて、誰にも話せない。しんどい。
親戚に不幸があったという知らせを聞く。ここ数年交流は途絶えていたけれど上京する前にはそれなりに近い存在だったはずで、どう受け止めるべきかわからないまま一夜明けた。 家族、というもののことを考えるとき、家族になりたかった、なれなかったあのひと…
本日の体重は72.7kg。減。
YouTubeを見ているときだったか、ブルーハーツの「ラブレター」を何年ぶりかで思い出してしまって、これが出せない手紙の歌だと理解する。あのひとに結局書けなかった、出せなかった手紙。もしかしたらあのひとが書けなかった手紙。
日付を見ていて、おれが希望をなくしてから昨日でちょうど一年だったようだと気づく。あのひとは幸せにしてるのだろうか。もうおれにそんなことを訊く資格はないのだけれど、訊きたいと思うし、それに答えるあのひとの声を聞きたいと、思った。
昨夜は夜に仕事があったからか妙に目が冴えて寝られず、日付をまたいでから風呂に入りなおしてみたりリンゴ酢を飲んだりしてみたがダメで、YouTubeで見た米軍式睡眠法を何度か試してようやく眠ったような気がする。米軍式睡眠法は体全体をリラックスさせたあ…
しばらく出張で遠くへ行っていた。三年ぶりの出張だった。遠くへ行けばあのひとのことを考えなくなるかなと思ったけれど、三年前の出張のときには帰ってきたらあのひとに会えるということをこのうえなく楽しみにしていたけど、今回はおれを待っていてくれる…
あのひとにメールをしたいができない。そのくらいすればいいのにとも思うのにな。
あのひとのことを思い出す、それ以外になにもしない日々。
三年ぶりのことが近づいていて三年前のことを濃く思い出している。あのひととの幸せな時間やそのやりとりを思い出してしまうのがつらい。
結婚できないというのはどういうことなのか。おれは「結婚したい」と思うことが特になかったのだけれど、あのひとと出会って、このひととならずっといっしょにいたい、「結婚したい」と思った。あのひとは「結婚したい」と思っていて、そのなかで出会ったお…
あのひとと会わなくなってから、自分のなかではまだ完全にあきらめられていない状態を長く続けていて、そこからほとんど話もしないままに時間が経ち、ある日突然もう希望がないと知ることになったので、あのひとの口から決定的な言葉を聞けていない。それが…
三年ぶりくらいの出張が近づいてる。三年前の出張のときは前後してあのひとの出張があって三週間くらい会わない期間が発生して、お互いにはやく会いたいと思ってたよね、みたいな話をしたものだった。遠すぎて。
あのひとと出会うまでの自分のなかで自分の将来について考えてこなかったこと、そういう時間を積み重ねてこなかったことがこの結果につながっているので、つらい。
あのひとといっしょに過ごした記憶を悲しいものにしないためにこれからどう生きるか、ということを考えないといけないんですよ。
あのひとといっしょに過ごしていたときに、買い物で指定されたたまご屋さんの白たまご、自炊しはじめてからずっと買いつづけていたのだけれど、近所のスーパーの品揃えが変わって買えなくなってしまった。寂しい。
読むべきものがあって喫茶店に行ったところ、隣の席のカップルのやりとりの親密感にあてられて落ち込んでしまい、読めない。あのひとと外で恋人どうしらしいふるまいをしていた数少ない場面を思い出しては寂しくなるだけ。
きょうは本格的に寒いと思うレベル。あのひととまる一日や二日をいっしょに過ごしたのが寒い季節だったから、こんな日は特に強くそのことが思い出されて、苦しい。
天気予報が季節のかわりめだと告げていた昨日、通勤時間帯のひとびとの服装が変化したことをたしかに感じた。あのひとの装いが秋を思わせるものになったときのことを思い出す。あの夏も長かった。鎌倉へ行く電車のなかで見たワンピース。遠い。
あのひとに会わなくなってから何度も考えるのは、自分の言葉は結局、大事なひとの心を動かさなかったということだ。だとすれば、そのあと発する自分の言葉になんの意味があるだろうか? このさき自分が自分の言葉に関心を持てなくなったら、それは希望がなさ…
長いこと、実現しなかった可能性のほうの人生にばかり気をとられていて、この人生に集中できないままでいる。思考や行動のパフォーマンスはピーク時の3割ってとこじゃないかと思う。こんなだから自信なんてかけらも持てないまま時間だけが過ぎていって、あの…
『フラニーとズーイ』を読んでる。サリンジャーをちゃんと読むと感じるのは、他人をジャッジしながらその自分に傷ついているということなんだよな。あのひとはそんなに小説をたくさん読むタイプではなかったけれど村上春樹訳のものは読んでいた印象があるか…
きょうは去年の年末の休みのときくらいしんどい。あのひとと話したいけど、連絡しても大丈夫だった時間を無為に過ごしてしまったから、もうどうにもならない。
Oにメールで知らされて焼肉スタミナ苑を扱った「プロフェッショナル仕事の流儀」を見る。ホルモン担当の弟に焦点化した番組だったが、「兄夫婦が来年いっぱいで辞めると言っている」という話が出てきて不穏だった。 あのひとといっしょに行かなかった場所と…
友人たちとの会食に向けて店を探している。こういうことを考えるのはひさしぶりで、どうしてもあのひとのことを思い出してしまう。あのひととデートするときは、なにをするか、なにを食べるか話しているだけで楽しかった。あんな時間を、べつのだれかと、ま…
夏が終わりそうで気分が落ち込んでいる。あのひとに会えなくなってから季節が変わるのがこわい。時間が過ぎていっていることを実感してしまうからだと思う。
あのひとについて考えることに意味がないわけではないと思うのだけれど、意味があるように考えることができていないから、ただ苦しいだけなのだ。意味がないのなら考えることをやめたいけれど、それもできないのだ。
思い出すことが苦しくて忘れようとしといるのに、実際に記憶が薄れていくのがわかったときの絶望といったらない。あのひとのにおいはもう思い出せないかもしれない。
昨夜はK部氏に取ってもらったチケットで進行方向別通行区分のライブ。ライブはすごくていろんな感情を刺激された。 あのひとに会わなくなってから、自分がだれかをなにかに誘っていっしょに時間を過ごす、ということがなかなかできないでいるなか、忙しいの…