2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
仕事で4年以上お世話になった方の訃報に接する。親よりも歳上だが、率直に言葉をかわしあって、ある種の友情のようなものすら感じていたひとだった。担務がかわるときそのひとと約束したことが、もうすぐ果たせそうだったのにその機会はなくなってしまった。…
あのひとと過ごした日々の終わりのほうであったり、もう会わなくなってから何度かした連絡について思い出すと、もしかしたらそこで何かが変わったのかもしれないな、と思ってしまう。いつもはしないことを「したい」と言ってくれたときや、仮定のかたちで「…
もう一度だけでもいいから、あのひとの髪のにおいをかぎながら眠りたい。いっしょにしあわせになりたい、ずっといっしょにいたい、もうすこしだけいっしょにいたい、会いたい、もう一度だけでも会いたい、声を聞きたい、と、希望を際限なくダウングレードし…
この土日は荒れた天気になる、と言われた週末が終わった。日曜はひさしぶりに9時過ぎまで寝て、メシ食ってまた14時くらいまで寝た。起きてたって何をするというわけでもないのに、寝すぎると損したような気分になるから不思議だ。あのひとを忘れられないつら…
昨日は雨の予報だったが夕方までは保つという情報を見て、2駅ぶんを歩いて往復する週末ルーティーンを決行。『魔法がとけたあと』を聴きながら、泣きながら歩いた。
もう会うのをやめにしよう、と決めたとき、あのひとが、「あなたと出掛けた場所に行けなくなっちゃうよ、楽しかったことを思い出すのがつらいから」と言っていた。きっとそうなんだろうな、と思ったけれど、おれがそのつらさを実感したのは、あのひとを決定…
あのひとと週末の時間をほぼぜんぶいっしょに過ごしていたころ、ある時期から催しものを目的とした外出が極端に選択されなくなった。あのひとは、たとえばお互いの知人に会ったときの、まだふたりがどうなるかわからない段階で既成事実的な先入観を避ける意…
朝、家を出るまでの時間にあまり余裕のないときメシを食っていると、あのひとが、電車を気にしながら朝の時間にいろいろなものを詰め込んでいたことを思い出す。ふたりで夜更かしして眠い朝にも、朝食はしっかりとろうとしていた。そんな姿をそばで見ている…
また春が来て、また夏が来るんだろう。これから来るどの夏も、おれが生きたかった「あの夏」にはならないのかもしれないけれど、それでも、また夏が来るんだろう。
時間が止まっているのに時間が過ぎていくことを感じさせられてしまうから、季節が変わるのが怖い。
昨日はリアルの会合とzoomの会合をはしごした。楽しかった。そして終わったあと、寂しかった。すべて終わってしまっているのだとしても、またあのひとに会いたいと思った。
変わっていく季節が嵐のようである。漫喫の電子レンジであたためるあなたのくれたレトルトカレー
朝ドラのラストみたいに不自然な特殊メイクであなたとわたし 朝ドラのラストみたいな夢を見た特殊メイクのあなたとわたし の、どっちがいいのか。みたいなことを考えながらニンジンのナムルをつくった。
今朝は食材処理の都合でけっこうしっかりめな朝飯を食った。あわただしく出社の準備をしながら、あのひとといっしょに迎えた、何度かの平日の朝を思い出す。おれとの未来が前向きに進むことはないと、あのひとのなかではほぼわかっていた時期だったはずだ。…
昨夜あのひとに送るメールを書いていたら大きな地震があった。自分の感情が地面を動かしたようですこし怖かった。後悔していたことのひとつを謝罪して、これで気持ちの整理をつけたことにしたい。
きょうを新しい自分の誕生日にしたい。できるのか。
なにも手につかない。
あのひとの誕生日が近い。伝えたかった、伝えられなかった言葉を伝えるべきか、それはただの自己満足なのか。いや満足などできないが。
あのひとが、おれと出会ったことをなかったことにしたくないから、ともだちになることはできないか、と言ったことがある。なんだよそれ、とそのときは思ったけど、なんだろう、その言葉が出るまでにあのひとの思考が何周して、何度傷ついんだろうと最近は思…
減量生活で自炊をほぼしていない。料理をしているとき、精神活動が無にできないから、わりとがんばって自炊していたときずっとあのひとのことを考えてしまってつらかった、というのもひとつの理由だと思う。甘めの味付けが好きなあのひとはきっとこの白味噌…
今朝は非実在の恋人といっしょに映画に行こうとするがそのひとが体調を崩したので近くのクリニックに駆け込み、処置してもらって一時的に回復したからか映画館3つハシゴのプランを遂行すると主張するそのひとをどう説得するか悩む、という夢を見た。唐突にミ…
きょうもなにかの夢を見た。あのひとと関係があったかどうかは覚えていないが、起きて思い出すのはあのひとのことだ。あのひとと会えなくなってから、それまでの喜びが喜びでなくなってしまったり、精神の活動がずっと低迷している。顔が濡れて力の出ないア…
最高に幸せだったデートを夢に見てしまってつらい。あのひとと3度目に会ったときの、10時間くらいいっしょにいた日の追体験だった。あのとき、老人になってもいっしょにいるあのひとと自分のビジョンが見えたのだった。でもそれは夢だった。
あいかわらずやる気の出ない日が続く。何もかもを自分ではどうにもできなかったことのせいにしてしまうのは間違っているとわかっている。でもどうすればよかったのかがわからない。
季節が変わろうとしている。あのひとの名前なのに、あのひととの思い出のない季節に。自分の時間が止まったままなのに、世界が動いていることを実感させられて、つらい。
長くとれば2年以上取り組んでいた仕事のひと区切りが昨日あった。なんだか寂しい。
早く起きすぎてしまったとき、いつもあのひとのことを思い出している。会わなくなってから例外はない。それだけでも、あのひとに出会えたことがいいことだったと思うに足る。でも残りの人生をその思い出だけで生きていけるとは思えない。
あのひとといっしょに過ごした時間のことを考えるとき、もうひとりで生きることはつらすぎて無理だという気がする。しかし、そんな気持ちでいてあのひとを愛したようにまただれかを愛することができるのかがまったくわからない。前向きな気持ちになることが…
あのひとが幸せになったのだろうことを喜べない自分がいる。好きな人が幸せであってほしいと考えたから会わないことを選んだはずなのに、これじゃなんのためにあの選択をしたのかが全然わからない。
結果は変わらなかったとしても、なぜあのひとと会わなくなってから連絡をしなかったのか、それが悔やまれる。しつこくて嫌がられるよりはいい思い出のままでいたほうが可能性があるのかな、と思っていたのが間違いだった。「嫌われない」ことには、この場合…