いつもの朝

起きてあのひとのことを思い出すいつもの朝。離れてからの時間はあのひとにとってもしかしたらおれ以上につらく苦しいものだったかもしれない。そのときそばにいようとしなかったことを後悔している。何もできないから何もしなくていいなんてことはなかったんだから。