悪夢と現実

今朝はめちゃくちゃ夢見が悪かった。0時よりすこし前には入眠していたと思うが、いったん目が覚めたのが4時頃で、さすがにもうすこし寝ようと思って二度寝した。大学の友人M山がガラの悪いヤカラ的な集団のなかに因縁のある相手を見つけたらしく鉄パイプを持って切り込んでいき、目的の相手をボコボコにすることには成功したが、その後逃げ込んだ山を山狩りしたヤカラ的集団がM山を山頂から突き落とす、という夢だった。おれははじまりのところでM山を止めるべきだと思いながらなにもできないおれとして存在していて、それがキツかった。
他人の夢の話はつまらないというけれど、あのひとはおれが夢の話をすると笑って聞いてくれた。あのときは他人じゃなかったからなのか、とも思うけど、じゃあ今は他人なのか、それは違うんじゃないか? とも思う。いや、客観的には完全に他人なんだけど。
あのひとと一度だけ行った温泉旅行で、旅館のアンケートに「二人の関係」を選ぶ欄があって、ちょうどいいものがなかったから、「じゃ、願望をこめて『夫婦』で」とおれが言ったとき、あのひとはどんな顔をしてたのかな。いま思うと、きっとすごく複雑な感情が、にじみ出るような表情だったんだろうと思う。