夢も見ないで

昨夜は二日連続のフェス参加の疲れで爆速就寝して、起きたらよだれが垂れてた。かなり疲れたんだと思う。
パンと音楽とアンティーク二日目は、教えてくれたイシ八シさんとともに今回の最注目だったnagakumoのライブをまあまあ前のほうで見ることができた。ネオアコのバンドだけどリズム隊が狂暴な演奏をするタイプの実力派で最高のライブだった。世界初公開と謳っていた新曲はなかば目をとじて聴いていたのだけれど、何度か繰り返される「海の青さを……」というフレーズが印象に残る、心象風景が展開する歌詞だった。
おれがネオアコとかスウェディッシュポップを日本的に解釈した音楽を聴いてたのは高校の後半から浪人期で、音像もそうなんだけど人間関係のどろどろしたところというよりは世界と対峙する自分の心象風景のなかにもぐっていくみたいな歌詞が好きだったように思う。
あのひとと会わなくなってから、何を聴いても男女の恋愛についての歌としか思えなくなっていたから、そうでないものに触れてひと息つくことができたのかもしれない。ずっと同じことを考え続けるのは苦しいので。