次の朝につづく

きのうは朝テレビで見た予報より早く、昼前に本格的に雪が降りはじめた。同僚たちが「すごい雪降ってるね!」と沸いていた。おれは、「すごい雪降ってるね!」をあのひとと分かち合えないことを寂しく思った。あのひとと過ごした冬には雪は降らなかった。ふたりで過ごす時間はもう、積もらない。
毎日こんなことばかり考えていては気が滅入るだけなので、そうではない刺激を自分に与えていくしかない。そのことを強く思った。