何を見ても何かを思い出す

 ヘミングウェイの短篇「何を見ても何かを思い出す」(高見浩訳『蝶々と戦車・何を見ても何かを思い出す――ヘミングウェイ全短編3』、新潮文庫)を読む。苦い。でもタイトルがいい。I Guess Everything Reminds You of Something.
 昨日は二回目の映画『偶然と想像』鑑賞、今日は二回目の『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M式「海の幸」――森村泰昌 ワタシガタリの神話』鑑賞ということで、気に入ったものを二回観に行った。自分が好きなものが何なのかを確認する作業、それは一種のリハビリだと思う。